バイナリーオプションのデメリットも知っておく

バイナリーオプションのデメリットとしては、取引コストが高いということが挙げられます。取引コストとは、バイナリーオプションに限らずどのトレードでも発生するコストです。

たとえば株式取引の場合は取引手数料となります。株の場合、手数料に金額は業者によって異なりますが、信用取引の場合は約定金額が100万円程度の場合、最安で片道100円程度、つまり往復では200円程度が手数料として発生します。

tweres取引価格に対する取引手数料の割合は、200円÷100万円=0.0002=0.02%となります。また株式取引と同様にメジャーな取引のFXにおける手数料は、スプレッドとスリッページになります。

たとえば米ドル /円のスプレッドが0.8銭で為替レートが80円だった場合、取引価格に対しての手数料の割合は0.8円÷100÷80円=0.0001=0.01%です。期待値として表すと0.9998~0.9999程度となります。

一方でバイナリーオプションの取引にかかるコストは、業者によって様々です。たとえばFXトレード・フィナンシャルの場合、条件を満たした場合のペイアウト(支払い)倍率は1.80~1.95倍に設定されています。

ここで勝率を5割だと仮定すると、期待値は0.9~0.975といった範囲になります。別業者であるIGマーケッツ証券の場合だと、取引にかかるコストはFXと同様に買値と売値の差、つまりスプレッドになっています。

またFXバイナリーでは、0から100の取引価格に対して3~12のスプレッドが設定されています。この場合の期待値は0.88~0.97ということになります。

このように期待値を比べてもらえればわかるとおり、バイナリーオプションは前述した株式取引やFXに比べても低いものになっており、それはつまり取引コストに関しては割高だということができます。

また取引の仕組みに関しても、バイナリーオプションのメリットとされている短期間決済が、逆にデメリットになる場合もあります。バイナリーオプションの基本的な取引である入出金が即完了のHighlow.netを選ぶという仕組みは、2つの選択肢の内どちらかを選ぶということになりますので、丁か半を選ぶ仕組みと同様です。

とてもシンプルなために、取引の回数がどうしても多くなりがちで、また数多く取引を行なえるということがメリットでもあるわけです。二者択一の中からひとつを選ぶということは比較的簡単ですが、的中させることができるかと言われれば、それはまた別の話です。

たとえば勝率が5割であったとしても、取引コストの分だけ確実にマイナスになってしまうのです。

そのため、無為に取引回数を増やしてしまうとこの取引コストと合わせて損失があっという間にふくらんでしまうということにもなりかねません。このように、バイナリーオプションの場合は特に資産管理に関して厳しく行なっておかないと、短期間で大きな損失を生んでしまう場合もありますのでバイナリーオプション稼ぐには注意が必要です。